イベント情報
メディエーションとは?
人間関係などのモヤモヤやトラブルを将来に向かって話し合う方法です。
人が人に関わっていく中で、意見の食い違いや対立は避けて通れないものです。
対立が深くなると自分たちで話のくい違い修正したりできなくなってしまいます。
職場、友達同士、親子、夫婦、各人間関係のトラブルもまた、意見の食い違いや、同じものを見ていてもなぜか違うように感じてしまうというところからスタートします。
そうなると、自分達同士だけでは、なかなか建設的な話し合いが進みません。食い違いや対立がより深くなってくると、自分の目の前の状況にいっぱいいっぱいになってしまったり、相手の悪いところしか見えなくなってしまうからです。
そんな時、メディエーターの出番です。
メディエーターはメディエーターの自身の思いや考えを押し付けたりしません。また、どちらかの言い分を相手に押し進めようとするでもありません。
話し合いの結果、お互いに物理的に離れていくということになるかもしれませんが、その結論を出すまでのプロセスを大事にし、それぞれが納得いく結果をお互いに考えて行こうというのがメディエーションです。

メディエーターの役割
メディエーターズのトレーニングを受け、認定をうけたメディエーターがお話を聴かせていただきます。(メディエーターズはトランスフォーマティブメディエーションの理論に基づき、トレーニングを行い、メディエーションの実践を行っています。)
①まずは「モヤモヤ」を、お聴かせ下さい。
人間関係やトラブルの中で、自分自身の中でモヤモヤしていることを一度見つめ直し、これからどうすればよいのかを考えるお手伝いをします。
②話し合いの方法をみつけるお手伝いをします。
モヤモヤしているところから自分自身がどうしたいのかをきめるお手伝いをします。いろいろな不安や心配も、お話し聴かせてください。
③相手との話し合いをお手伝いします。
トレーニングと経験をつんだメディエーターがモヤモヤやトラブルの相手との話し合いまでのアレンジ、そして話し合いをお手伝いします。
メディエーター自身の考えを押し付けたり、説得したりはしません。あくまでもご当人同士がどうしたいのかを決めていくお手伝いをしていきます。
④話し合いは非公開です。話し合うメンバーも自分たちで決められます。
話し合いは非公開です。メモヤモヤやトラブルには、いろいろな人間関係が絡み合っている事が多くあります。話し合いたいと思うメンバーが、話し合いのメンバーを決めることができます。ディエーターは話し合いの内容を外にもらすことはありませんので、安心してお話しください。
本、ビデオの紹介
非接触時代の対話
2020年8月10日 オンラインディスカッション
全世界で誰もが経験したことのないこの状況。ソーシャルディスタンス、非接触という新しい考え方は「対話」にどのような変化をもたらし、これからの対話はどうなっていくのでしょうか。
それぞれ背景が異なるが3名ZOOMでフリーディスカッションです。
小松原織香さん(修復的司法研究者)
中村寛さん(多摩美術大学 文化人類学者)
川野智弘さん(弁護士 メディエーターズ会員)
進行:田中圭子 (メディエーターズ)
コロナ禍での夫婦の葛藤
2020年7月9日 ストリーミングライブ
コロナの影響で、夫が4月からテレワーク、妻は通常通りの出勤という生活スタイルに変化があった夫婦。些細な事で喧嘩になり、妻は実家に帰ってしまいました。夫婦だけではなかなか話し合いが持てず、メディエーションをすることになりました。
母と娘のメディエーションです Short ver. (2分)
(2分Ver.)
施設に入居中の母は、ある日施設から外出したまま、帰ってこれなくなってしまいました。心配した娘と母が今後について話し合うメディエーションです。
介護メディエーションの様子です。
母と娘のメディエーションです Full ver. (16分)
(16分 Full Ver.)
施設に入居中の母は、ある日施設から外出したまま、帰ってこれなくなってしまいました。心配した娘と母が今後について話し合うメディエーションです。
介護メディエーションの様子です。
学校メディエーション
(2分Ver.)*長いバージョンの映像は研修などで利用しています
学校新聞委員会内でおこる生徒同士のトラブルのメディエーションです。清水さんは、最近委員会に行きづらくなってきています。山本さんも委員長として委員会をうまくすすめていかなればならなく、顧問の先生がメディエーターになり二人は話し合いをすることになりました。